橋梁新聞に掲載されました
2005.06.01
2005年6月1日、橋梁新聞に掲載されました。
付着性、追従性優れ
富士ピー・エスは、大阪府千早赤阪村の国道309号かつらぎ橋の床版687平方メートルの防水工にポリマーセメント系塗膜防水材を用いたスプレダムS-1工法を採用した。床版や舗装と付着性、ひび割れ追従性、施工性などが優れている、という。
同工法はプライマーにアクリル系エマルジョン、防水材に変性EVAエマルジョンと無機質セメント系混和材を混合したものを用いている。従来の防水材と比べ、PCM系防水材のため下地との付着性に優れている。
また水性材料のため下地が乾燥状態でなくても施工できる。膨れ剥がれなどの問題にも「防水層に透湿性があって、特殊プライマーお付着力を向上させるため、防水層の膨れがおきにくい」(同社関西支店)などの長所があるということだ。
今後は共用後の経過をモニタリングし、性能を把握した時点で方針を決める考えだ。